OFFICE CAMPUS

この古民家について

OFFICE CAMPUSのオープンは2019年10月7日。

この古民家は、三田市で駅前開発などを手掛けてきた三田地域振興株式会社が主体となり「歴史ある町家再生利活用事業」として開発に取り組んだ第一弾物件となります。

明治後期に建築された築約110年の二階建て町家が、古民家再生の事業を手掛ける株式会社NOTEの支援により、当時の風合いを残したままで、3店舗が入る複合施設として2019年4月に生まれ変わりました。

参考: https://www.reallocal.jp/57038

管理は三田地域振興株式会社。そこの2階のテナントとしてOFFICE CAMPUSが入居しているかたちになります。

リノベーションは三田地域振興株式会社および株式会社NOTEが実施。そのままを残すをコンセプトにし、床以外はほとんど当時のままを残す内装となりました。

什器・備品はオーナーの古家が調達。古民家に合うように木目と黒にこだわって選びました。

立ち上げた経緯

オーナーの古家良和はフリーランスのデザイナー。事務所を持たずに自宅やカフェなどでノマドワークをしていました。

名前のとおり「古民家で良い和を築く」が夢で、古民家の事務所を探していたのと、仕事や地域の活動の打ち合わせをしやすくするために共有の場所が欲しいと思っていました。

そこにちょうど、この古民家再生プロジェクトが始まる話を聞き、周囲の応援もあって入居を決めました。

このコワーキングスペースはビジネスというより、自分の事務所を開放していろんな人と会えるようにするのが目的です。

気軽に来て、話が出来て、面白いコトが進みやすい環境になればと思っています。

この場所のコンセプト。

仕事場でもない、家族でもない、利害関係のない第3の居場所でありたいと思っています。

ホテルのような接客はせず、スタッフと利用者が対等で、まるで友達のようにいれる場でありたい。

ルールは作りません。周りに気を使えればOKです。遠慮するし、お礼を言うし、謝るし、譲り合う。そうやって人間らしいやり取りをしてこの場所の雰囲気を作っていきたいです。ルールで決まってるから、ルールを守る・破る、だれかが正しい、誰かが悪いなど、ルールを武器にして対立が生まれる環境にしたくないです。

サイコーにゆるいコワーキングスペース。そろそろ文章もゆるく書いてくぞ。

ロゴについて

『OFFICE CAMPUS』のロゴには、太陽・月・地球が一直線に並ぶときだけ見える“日食”に掛けて、「その人の過去・現在・未来が一直線に結びついた時に生まれる光を見ていきたい」という個人的な願いが込められています。

「闇のなかにも光はある」「明るいなかで見える光より、闇に輝く光のほうが美しい」というメッセージも込めてつくりました。

行きやすいコワーキングを目指して

うちは、圧倒的に行きやすい地方コワーキングでありたいし、地方で珍しいコワーキングでありたい。会いやすい場にしたいのでドロップインメインでいく。

どんな空間にしたい?と聞かれても古家は非言語な野郎なので、初対面の仲間に「やっほ」とか「ほほほーい」と言ってる空間にしたいって思い浮かんでしまう人なので察してください。

あと、居場所がなくて辛い思いをしてる人はオフィキャンに来たらええやん。仕事場でもない、地元でもない場所で、利害関係のない仲間とほほほーいと休めるで。

よろしくでーす。

(文章:古家)

三田市の地域メディア「さんだ日和」様に紹介されました。

オーナー古家のインタビュー記事はこちら

友だち0人で孤独な日々。“はずれ者”だった彼が「学校が嫌でも行く意味はある」と語る理由

https://note.com/gradation0/n/n1d49620214ea